乳がんの術後抗がん剤治療「TC療法」が終わり、現在「抗Her2療法」をしています。
私はとても怖がりで、ネガティブなことを考えてしまうことも多く、心に余裕ができたのがTC療法を始めてしばらくしてからでした。
ブログを始めたのが3クール目からだったので、それ以前の自分の乳がんの経緯を記録しておきたいと思います。
続きです。前回の記事↓
乳房全摘と再建
検査結果を聞いた日は入院の説明がありました。
診察室を出ると看護師さんが付き添って少しフォローしてくれました。
全摘となったことでショックを受けていないか心配だったようです。
でも私は逆にホッとしていました。
今まで何度も乳がんのニュースや記事などを見てきたのですが、転移再発をした方に乳房温存術(部分切除)した方が多かったからです。
だからもしも自分が乳がんになったら絶対に全摘すると決めていました。
でも、今回乳がんについて勉強して「その考えは間違い」というのはわかっていました。
温存できる方はできるし、全摘しても転移再発はあるのです。
だけど、今まで何度も要再検査になったやっかいな左乳房。
もういいかなと思いました。
放射線治療もしたくない。
説明を聞きに行く前に夫にも聞かれました。
「全摘って言われたらどうする?」と。
夫も私がショックを受けるだろうと思ったんですね。
「全摘したい」とその時に話しました。
だから一緒に説明を聞いて診察室を出た時、夫が真っ先に言った言葉が「全摘で良かったね」でした😅
で、さっきの話に戻りますが、付き添った看護師さんが、「旦那さんは全摘について何か言っていましたか」と聞いてきたんです。
でもその時私の頭の中は「トリプルネガティブか…」とそれどころじゃなかったから
「良かったねと言っていました」
と答えてしまったんです。
全摘で良かったと言うなんて、看護師さんどう思ったんでしょう💦
左乳房を全摘したことは、今でもまったく後悔していませんし、未練もありません。
温泉どうしようかなと考えますが😅
それから、
乳房再建はまったく考えませんでした。
検査でも震えてしまうくらい怖がりなので😖
自家組織は他の場所の組織を取ると考えただけでも怖いし、人工乳房だと将来的にインプラントの入替え手術も考えなくてはいけません。
できればこれ以上手術はしたくない。
それと、そもそも異物を体の中に入れるのが怖い😰
CT検査や、MRI検査の造影剤を入れるのも恐怖でしたから💦
これから垂れていくばかりの乳房。
右だけどんどん垂れていき、左はパンパンの若い胸というのもね😅
でも、もし若かったり、独身だったら考えたかもしれません。
とにかく、ステージ1だったし、手術まで食事療法と運動で癌を大きくしないこと、リンパに転移しないことを目標にがんばろうと思いました。
しかし、この後私の癌はどんどん大きくなっていき、ステージ2になってしまいます😱😱😱