乳がんの術後抗がん剤治療「TC療法」が終わり、現在「抗Her2療法」をしています。
私はとても怖がりで、ネガティブなことを考えてしまうことも多く、心に余裕ができたのがTC療法を始めてしばらくしてからでした。
ブログを始めたのが3クール目からだったので、それ以前の自分の乳がんの経緯を記録しておきたいと思います。
続きです。前回の記事↓
病院での検査
長く感じたゴールデンウイークが終わり、さっそく病院へ行きました。
主治医の先生に挨拶をして、半年前に違うクリニックでしこりを診てもらい嚢胞だったことを報告。
そして、また違う場所にしこりが見つかったことも。
いつもは触診するけど、コロナのせいかマンモグラフィーと超音波検査へ行くように言われる。
その前に検査結果を聞くための予約を1週間後に入れました。
マンモグラフィーは相変わらず痛かったけど滞りなく終わり、次は超音波検査へ。
薄暗い部屋で横になり、胸に温められたゼリーを塗りプローブを移動させていく。
途中何度か止まって大きさを測ったりしている。
でもこれもいつものことでした。
私の胸には嚢胞がたくさんあるもので…😅
だけど、検査してくれた方から出てきた言葉はいつもと違っていました。
「今後は針をさして組織を取り検査をしていくと思います」
えっ、えー!
そんなことを言われたのは初めてでした。
でも、まさかね。
超音波検査を終えてお会計を待っていると、超音波検査をしてくれた方が私のもとへやってきて
「先生がお話があるそうなので、診察室の前で待っていてください」と。
違う、違うよ。
いつもと違う。
いつもだったらお会計をして帰り、結果は1週間後のはず。
さっき予約したじゃないか。
そうか、
癌の疑いがある場合はもう一度先生と話すってこと?😖
診察室に入るとパソコンで検査結果を見ながら先生から話がありました。
しこりは嚢胞ではなかったこと、マンモグラフィーには映らない位置にあること、形がいびつなこと、そして乳がんの疑いがあるから大きな病院へ行くようにと。
紹介状を書くからどの病院にするかと聞かれたけど思いつかない。
紹介先の宛名を書かなければいけないから、病院を決めなければいけないらしい。
決めたら電話してと言われたましが、明日にでも検査に行きたいのに延ばせない。
先生がこの辺だとS病院かなと言うので、そこでお願いしました。
紹介状を書くので明日取りに来るようにと言わる。
病院を決める
これから長くお世話になるかもしれない病院だからもっと慎重に選びたかった。
でも、乳がん経験者の友達もいないからネットで検索するしか方法はないんだけど。
帰ってからさっそく調べました。
紹介状をお願いしたS病院は、それほど乳がんの実績がないことがわかった。
コロナ禍で、娘の学校も長期休校中。
遠い病院に通院することは考えられない。
検索していると、家からもわりと近く乳がんの実績も多い病院を見つけました。
よし、ここにしよう。
その日のうちに病院へ紹介先の変更の電話をしました。
そして次の日に紹介状を取りに行き、すぐに紹介先に予約の電話をしました。
1週間後の予約になりました。
その日から笑えなくなり、食欲もなくなった。
娘に乳がんかもしれないと言った。
学校が休みで夫も単身赴任中、24時間娘と二人きりだから黙っていることはできなかった。